よくある質問と回答

よくある質問と回答

子どもに薬を上手に飲ませるための方法はありますか?

子どもは、薬をうまく飲めない、飲みたがらない、嘔吐してしまうといったことが多いので、以下の点に注意して確実に薬を飲ませましょう。

○粉薬 数滴の水で1回分の薬をだんご状に練り、手でほほの内側に塗りつけるか、少量の水で溶かしてスプーンや哺乳瓶の口、スポイトを使用して飲ませます。
ミルクや離乳食に混ぜると、味が変わってミルクや離乳食が嫌いになる可能性がありますので避けて下さい。 アイスやジュースに混ぜる方法もありますが、薬によっては混ぜることによって反対に飲みにくくなるものもありますので、その都度薬剤師に確認して下さい。

○液剤、シロップ剤 容器をよく振って1回量を計量カップやスポイトで計り飲ませます。
容器から直接飲ませると、不衛生になり、一定量がきちんと計れないので避けるようにして下さい。

○坐薬 水やベビーオイルなどで、坐薬を濡らすと挿入しやすくなります。
坐薬が便とともに出てしまうことがありますので、なるべく排便をすませてから挿入しましょう。

子供が発熱しました。すぐに解熱薬を使った方がよいですか?

一般的に解熱薬は38.5度以上を目安に使います。
しかし、子供によっては熱が出ていても元気に走りまわっていることも少なくありません。熱でうなされて十分な休養をとれないときは早めに使用し、症状を見ながら使用するとよいでしょう。
解熱薬で熱が下がっても原因となる風邪やインフルエンザがなくなるわけではありません。
症状が続いたり悪化する場合は早めに受診するようにして下さい。

子供の薬があまっています。前と同じ症状なので飲ませてもいいですか?

症状が同じだからといって原因も同じとは限りません。
また子供の症状や体重によって薬の量や飲む期間が変わってくる場合もありますので、余っている薬の服用は避け、再度受診するようにして下さい。